どうでもいいトリビアからカバに詳しくなれる豆知識まで、カバに関係する雑学を幅広く紹介。
カバのおもしろい雑学
カバは意外と凶暴
どこか間抜けでおとなしそうなイメージのあるカバだが、実はすごく凶暴なのだ。
アフリカでは恐れられる存在で、野生の動物による死亡事故はライオンなどの肉食動物ではなくカバが1番多いといわれている。
川をなわばりにしているので、人間に遭遇しやすいということも事故の多さに関係しているのだ。
カバヤ食品はカバを飼っていた
カバヤ食品は昔、「カバ子」というメスのカバをキャンペーンガールにしていた。
カバ子はカバヤ食品のキャラメルのキャンペーンで全国をまわり、人気者になったのだ。キャンペーンがおわったあと、カバ子はいしかわ動物園に引き取られて余生を過ごした。
カバは赤い汗をかく?
カバは汗をかかないので正確には汗ではない。
太陽に弱いカバは肌が乾燥するのを防ぐために皮膚からピンクの液を出す。この液は空気に触れると赤くなるので、赤い汗をかいているように見えるのだ。
ムーミンはカバじゃない
ムーミンはムーミン・トロールという妖精なので、カバではない。
カバだと思っている人が多いのは見た目のせいもあるが、アニメ版ムーミンのカバと間違えられて動物園に入れられるエピソードが勘違いの原因かもしれない。
カバの豆知識
カバが大きく口を開ける理由
眠たくてアクビをしているわけじゃない。カバが口を大きく開けるのは威嚇行為なのだ。
オス同士の争いでは口を大きく開けたほうが勝ちになる。メスを相手に口を大きく開ける場合は求愛行為。どちらの場合も自分の強さをアピールしているのだ。
ちなみに、カバのまえで手をあげるとカバは対抗しようと大きく口をひらくそうだ。
カバがウンチをまき散らす理由
オスのカバがウンチをまき散らすのは、まわりに自分の匂いを付けるため。
オスの犬が足を上げてオシッコをするのと同じようなもので、なわばりを主張しているのだ。
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