2月12日の記念日や出来事、誕生日の有名人など、会話のネタになりそうなおもしろい雑学をまとめて紹介!
もくじ
2月12日の記念日や出来事
記念日の由来や関連する雑学とあわせて紹介していくのだ。
ダーウィンの日
2月12日は「ダーウィンの日」
1809年の2月12日は、進化論や「種の起源」で有名なチャールズ・ダーウィンの誕生日だから。
ちなみに、アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンもダーウィンと同じく1809年の2月12日生まれである。
ダーウィンフィンチの仲間は血を吸う
ダーウィンフィンチといえば、ダーウィンが進化論を思いつくヒントを得た鳥として有名だが、その仲間には鳥の血を吸うものがいる。
それは、ガラパゴス諸島に生息するハシボソガラパゴスフィンチという鳥で、カツオドリや亡くなった仲間をつついて出血させ、その血を吸う習性があるのだ。
ハシボソガラパゴスフィンチがなぜ血を吸うのかはわかっていないが、寄生虫を食べようとしてあやまって皮膚を傷つけてしまったのがきっかけで血を吸うようになったと考えられているのだ。
ダーウィン賞
進化論で有名なダーウィンにちなんだ、ありがたくない不名誉な賞が存在している。
「ダーウィン賞」と呼ばれるもので、みずからのおろかな行為によって亡くなった人などに「おろかな遺伝子を抹消して人類の進化に貢献した」という理由であたえられる賞なのだ。
自販機に手を入れて商品を盗もうとして自販機の下敷きになった人や、飛行機の滑走路で自撮りをしていて着陸する飛行機に衝突した人などが受賞している。
あと、このダーウィン賞を題材にした「ダーウィン・アワード」という映画も存在しているのだ。
ボンカレーの日(レトルトカレーの日)
2月12日は「ボンカレーの日(レトルトカレーの日)」
1968年の2月12日に、大塚食品が世界初の市販のレトルトカレーである「ボンカレー」を発売したから。
ちなみに、ボンカレーの「ボン」はフランス語の「BON」で、「おいしい」や「よい」といった意味の言葉なのだ。
あと、ボンカレーのパッケージに描かれている赤、オレンジ、黄色の3つの丸には「おいしさ3重丸」の意味がこめられている。
ボンカレーはソーセージと点滴にヒントを得た
真空パックされたソーセージを見た大塚食品の社員が「お湯であたためるだけで食べられるパックづめのカレーはつくれないだろうか」と考え、ボンカレーの開発がはじまったといわれている。
だが、殺菌処理のときに袋が膨張して破裂してしまうという問題があった。そこで、同じ大塚グループの点滴の殺菌方法にヒントを得て、圧力をかけながら加熱するレトルト釜を開発したのだ。
こうして、レトルトカレー(ボンカレー)は実現したのだが、発売当初は「くさらないはずがない」「本当は防腐剤が入っているのでは?」といった反応で、画期的なレトルトカレーはなかなか世間に受け入れられなかったそうだ。
その他の記念日や出来事など
- ブラジャーの日
1913年の2月12日にブラジャーの原型となるものが誕生し、特許が取得されたから。 - ボブスレーの日
1938年の2月12日に日本初の全日本ボブスレー選手権大会が札幌で開催されたから。 - ペニシリンの日
1941年の2月12日は、オックスフォード大学付属病院が世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功した日だから。 - 日本初のバレンタインチョコを販売
1959年の2月12日、メリーチョコレートが日本初のバレンタインチョコといわれるハート型のチョコを伊勢丹で販売した。 - 第17回冬季オリンピックが開催
1994年の2月12日、ノルウェーのリレハンメルで第17回冬季オリンピックが開催された。今大会で日本は金1、銀2、銅2個のメダルを獲得した。 - 第21回冬季オリンピックが開催
2010年の2月12日、カナダのバンクーバーで第21回冬季オリンピックが開催された。今大会で日本は銀3、銅2個のメダルを獲得した。
2月12日生まれの有名人
その人物に関連する雑学や豆知識とあわせて紹介していくのだ。
エイブラハム・リンカーン
1809年2月12日生まれ。
エイブラハム・リンカーンは「人民の人民による人民のための政治」の言葉で有名な第16代アメリカ合衆国大統領である。
リンカーンは身長190センチを超える立派な体格の持ち主だが、過去にその体格を利用してレスリングをしていたことがある。
レスラー時代のリンカーンはものすごい強さをほこり、ほぼ負けなしだったといわれているのだ。
直木三十五
1891年2月12日生まれ。
直木三十五(なおき・さんじゅうご)は、「南国太平記」などの作品で有名な小説家である。
エンターテイメント性の高い大衆向けの小説におくられるあの「直木賞」は直木三十五にちなんだ賞なのだ。
直木三十五というペンネームは、本名の「植村宗一」の「植」を分解して「直木」としたものに、彼の年齢を組み合わせたものである。
年齢は本人が歳をとるたびに三十一、三十二・・・と増やしていたのだが、作家仲間に「ペンネームをころころ変えるのはやめろ」と注意されて三十五で止めたそうだ。(諸説あり)
田辺茂一
1905年2月12日生まれ。
田辺茂一(たなべ・もいち)は、紀伊國屋書店の創業者である。
「紀伊國屋書店」という名前は田辺茂一の祖先が和歌山出身であることに由来している。
まず田辺の先祖が出身地にちなんだ「紀伊國屋」という屋号をつかって材木や炭を扱う問屋をはじめた。そして、田辺茂一の代で問屋を書店にし、「紀伊國屋書店」が誕生したのだ。
その他の2月12日生まれの有名人
- チャールズ・ダーウィン(1809年)
生物学者 - ジョシュ・ブローリン(1968年)
俳優
「アベンジャーズ」のサノス役や「ノーカントリー」で有名。 - ダーレン・アロノフスキー(1969年)
映画監督
「ブラック・スワン」や「レスラー」などの作品で有名。 - クリスティーナ・リッチ(1980年)
女優
「アダムス・ファミリー」や「バッファロー66」などに出演。 - 榮倉奈々(1988年)
女優
ドラマ「Nのために」や映画「図書館戦争」などに出演。
明日は何の日?
苗字に関する雑学などを紹介しているのだ。