2月8日の記念日や出来事、誕生日の有名人など、会話のネタになりそうなおもしろい雑学をまとめて紹介!
2月8日の記念日や出来事
記念日の由来や関連する雑学とあわせて紹介していくのだ。
郵便マークの日
2月8日は「郵便マークの日」
1887年の2月8日は、逓信省(ていしんしょう:現在の日本郵政グループ)の郵便マークが決まった日だから。
このとき決定したマークは逓信省(ていしんしょう)のイニシャルTに由来する「T」のマークだった。(ていしんの「てい」から「丁(てい)」にしたという説もある)
だが、わずか数日後の2月14日に現在の「〒」に変更されたのだ。
マークが変更された理由
変更された理由は諸説あり、「T」のマークは万国共通で料金不足をあらわすマークだったから変更したという説がメジャーである。
他には、イニシャルの「T」にする案と「ていしん」の「テ」から「〒」にする案があり、「〒」に決定したのだが間違って「T」の方を提出してしまったから「〒」にもどしたという説などがある。
初期の郵便ポストは赤色じゃなかった
郵便ポストはむかし、赤ではなく黒だった。
だから街灯などがほとんどなかった当時は、暗くなるとどこに黒いポストがあるのかわからなくなってしまっていたのだ。
なので、ポストの色は黒から目立つ赤に変更されたのだ。
郵便ポストはトイレとまちがえられていた?
初期の郵便ポストは「郵便箱」と書かれた黒い木の箱だった。
この「郵便箱」という文字を「垂便箱(たれべんばこ)」と読みまちがえて、公衆トイレのように利用する人がいたという説がある。
本当かどうかわからないが、投函口の高さを考えると大をするにも小をするにもやや無理がある気がするのだ。
ニッパーの日
2月8日は「ニッパーの日」
「2(にっ)8(ぱー)」の語呂合わせから、ビクターエンターテイメントが制定した記念日である。
「なぜ、ビクター?」と思うかもしれないが、このニッパーとは工具のニッパーのことではなく、ビクターマークでおなじみのビクター犬「ニッパー」のことなのだ。
お客さんの足をすぐ噛もうとするから、飼い主が「ニッパー(噛む、挟む)」と名付けたそうだ。
ビクターマークの由来
ビクターマークは、亡くなった飼い主の声を蓄音機で聴いている「ニッパー(犬)」を描いた絵がもとになっている。
ニッパーを引き取った飼い主の弟が蓄音機で兄の声を聴かせてみたところ、ニッパーは兄の声に聴き入ったそうだ。
画家だった弟はこの場面を「His Master’s Voice(彼の主人の声)」というタイトルの絵にして発表したのだ。
そして、この作品に感動したエミール・ベルリナー(ビクターの母体となる会社を設立した人物)がこの絵を自分の製品のマークとしてつかいはじめたのだ。
HMVとニッパーの関係
レコードショップの「HMV」とニッパーには意外な関係がある。
実はこの「HMV」という名前はニッパーをモデルにして描かれた「His Master’s Voice(彼の主人の声)」の頭文字なのだ。
「ビクター」と「HMV」は提携関係のない会社だが、どちらもエミール・ベルリナーの会社(ベルリーナ・グラモフォン)がルーツになっているのだ。
ちなに、グラミー賞のグラミーとは「グラモフォン(エミール・ベルリナーが発明した円盤式蓄音機)」のことである。
つばきの日
2月8日は「つばきの日」
「2(つ)8(ば)き」の語呂合わせから、椿(つばき)で有名な長崎県の五島市が記念日に制定したのだ。
また、2月8日は椿オイルをつかったシャンプー「TSUBAKI」に関する記念日でもある。
「TSUBAKI」をつかって艶(つや)のある髪になってほしいという願いと「2(つ)8(や)」をかけて、販売元の資生堂が2月8日を「艶の日」としているのだ。
その他の記念日や出来事など
- スパの日
「2(す)8(ぱ)」の語呂合わせから、日本スパ振興協会が制定した。 - ロカビリーの日
1958年の2月8日、有楽町で第1回日劇ウエスタンカーニバルが開催され、ロカビリーブームのきっかけとなったから。 - メンデルの法則を発表
1865年の2月8日、メンデルが遺伝に関する法則(メンデルの法則)を発表した。 - 第14回冬季オリンピック開催
1984年の2月8日、ユーゴスラビアのサラエボで第14回冬季オリンピックが開催された。今大会の日本のメダルは銀1個。 - 第16回冬季オリンピック開催
1992年2月8日、フランスのアルベールビルで第16回冬季オリンピックが開催された。今大会の日本のメダルは金1、銀2、銅4個。 - 第19回冬季オリンピック開催
2002年の2月8日、アメリカのソルトレイクシティで第19回冬季オリンピックが開催された。今大会の日本のメダルは銀1、銅1個。
2月8日生まれの有名人
その人物に関連する豆知識や雑学とあわせて紹介していくのだ。
ジュール・ヴェルヌ
1828年2月8日生まれ。
ジュール・ヴェルヌは「月世界旅行」や「海底二万里」、「15少年漂流記」などで有名な作家である。
ディズニー・シーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」はジュール・ヴェルヌが書いた「地底旅行」が元ネタなのだ。
ちなみに、同じくディズニー・シーのアトラクションである「海底2万マイル」も彼の「海底二万里」が元ネタである。
桂玲子
1940年2月8日生まれ。
桂玲子(かつら・れいこ)は、「サザエさん」のイクラちゃん役で有名な声優である。
イクラちゃんといえば「ちゃーん」や「ハーイ」といったセリフばかりだが、録音したものを使い回さずにちゃんと桂玲子が毎回、声をあてているのだ。
ちなみに、「サザエさん」に登場するリカちゃん(タラちゃんのガールフレンド)も、カオリちゃん(カツオの同級生)も、桂玲子が声優をつとめている。
6代目三遊亭円楽
1959年2月8日生まれ。
6代目三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく)はテレビ番組「笑点」などに出演している有名な落語家である。(もと三遊亭楽太郎)
円楽はタレントの伊集院光の落語家時代の師匠として有名だが、あるプロレスラーとも意外な関係がある。プロレスラーの天龍源一郎と彼は中学の同級生なのだ。
大人になってからも交流があり、そのせいか円楽は天龍源一郎のモノマネが得意らしい。
その他の2月8日生まれの有名人
- ドミトリ・メンデレーエフ(1834年)
化学者
元素周期表をつくった人物。 - ジェームズ・ディーン(1931年)
俳優
映画「エデンの東」や「理由なき反抗」で有名。 - ジョン・ウィリアムズ(1932年)
作曲家
「ジョーズ」や「スターウォーズ」などの映画音楽で有名。 - ニック・ノルディ(1943年)
俳優
映画「48時間」や「ケープ・フィアー」などで有名。 - 山本寛斎(1944年)
ファッションデザイナー - ジョン・グリシャム(1955年)
小説家
「ペリカン文書」や「評決のとき」などの作品で有名。 - 山田詠美(1959年)
小説家
「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で直木賞受賞。 - ゲイリー・コールマン(1968年)
俳優
「アーノルド坊やは人気者」のアーノルド坊や役で有名。 - 田中卓志(1976年)
お笑い芸人
「アンガールズ」のツッコミ担当。 - 鈴木央(1977年)
漫画家
漫画「七つの大罪」の作者として有名。 - 佐々木希(1988年)
タレント・女優
明日は何の日?
マンガの神様の手塚治虫に関連する雑学などを紹介しているのだ。