今日は何の日? 3月9日の記念日や出来事、誕生日の有名人など、会話のネタになりそうなおもしろい雑学をまとめて紹介!
もくじ
3月9日の記念日や出来事
記念日の由来や関連する雑学とあわせて紹介していくのだ。
3.9デイ(ありがとうを届ける日)
3月9日は「3.9デイ(ありがとうを届ける日)」
「3(さん)9(きゅー)」の語呂合わせから、NPO法人「HAPPY&THANKS」が制定した記念日である。
「ありがとう」という言葉にたくして感謝の気持ちをつたえ合う日とされているのだ。
イギリスは英語の国なのにサンキューといわない?
イギリスは英語の国だが、サンキューはあまりつかわれない。
イギリスの人たちが感謝の気持ちをつたえるときには「thanks a lot(サンクス・ア・ロット)」や「ta(タァ:サンキューの省略形)」、「cheers(チアズ)」がよくつかわれるそうだ。
「cheers」は「乾杯」という意味で覚えている人も多いと思うが、イギリスでは「ありがとう」という意味でもつかうのだ。それだけでなく、「cheers」は「じゃあね」「バイバイ」といった意味でもつかわれる。
ありがとうは「めずらしい」という意味だった?
ありがとうは「有り難し(ありがたし)」に由来する言葉だといわれている。
「ありがたし」は「めったにない」、「めずらしい」という意味で、昔の人はめったにないめずらしいこと(奇跡など)が起こったときに神様に「ありがたし」と感謝の気持ちをつたえていたそうだ。
それが人に対して感謝の気持ちをつたえるときにもつかわれるようになったのだ。
記念切手記念日
3月9日は「記念切手記念日」
1894年の3月9日は、日本初の記念切手が発行された日だから。
記念切手は明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念したもので、2羽のツルのあいだに菊の紋章が描かれているのだ。
2銭と5銭の2種類が発行されたのだが、現在はどちらもコレクターたちのあいだで数万円のプレミア価格で取引されているそうだ。
世界最高額で落札された切手
オークションで歴代最高額がついた切手は1856年にギアナで発行された「1セント・マゼンタ」と呼ばれる切手である。
その落札価格はなんと948万ドル(およそ10億円)。
ちなみに、この切手のもとの値段はたったの1セント(約1円)だった。なぜ高いのかというと世界に1枚しか存在しない貴重な切手だからなのだ。
ミックスジュースの日
3月9日は「ミックスジュースの日」
「3(みっ)9(く)す」の語呂合わせから、大阪の「おおきにコーヒー株式会社」がミックスジュースをピーアールするために制定した記念日である。
「おおきに」は関西弁で「ありがとう」を意味する言葉なので「3(さん)9(きゅー)」にもかかっているのだ。
みっくちゅじゅーちゅはミックスジュース?
サンガリアが販売している「みっくちゅじゅーちゅ」は、なぜそのような商品名なのか?
それは、「ジュース」という名称は果汁100%の商品にしかつけてはいけないという決まりがあるから。ミックスジュースと名乗ることができないので「みっくちゅじゅーちゅ」という名前になったのだ。
ちなみに、この商品は関西ローカル番組の企画で誕生したもので「みっくちゅじゅーちゅ」と名付けたのはトミーズ雅である。
さくさくぱんだの日
3月9日は「さくさくぱんだの日」
「3(さ)9(く)3(さ)9(く)」の語呂合わせから、さくさくぱんだを販売しているカバヤ食品が制定した記念日なのだ。
ちなみに、パンダは竹を食べる動物なのでネパール語で「竹」を意味する「ポンヤ」からパンダと呼ばれるようになったのだ。
カバヤ食品はカバを飼っていた
「さくさくぱんだ」を販売しているカバヤ食品は昔、カバを飼っていた。
「カバ子」という名前のメスのカバで、カバヤ食品のキャラメルを宣伝するためにキャンペーンガールとして全国をまわっていたのだ。
カバ子はキャンペーン終了後、石川県にある「いしかわ動物園」で余生を過ごしたそうだ。
その他の記念日や出来事など
- 雑穀の日
「3(ざっ)こ9(く)」の語呂合わせから、日本雑穀協会が制定した記念日。 - 関門国道トンネル開通記念日
1958年の3月9日は、下関と九州を結ぶ海底トンネル「関門国道トンネル」が開通した日だから。 - 国富論が発刊
1776年の3月9日、アダムスミスが書いた経済学の本「国富論」が発刊された - バービー人形が誕生
1959年の3月9日、アメリカのマテル社の着せ替え人形「バービー人形」が発売された。
3月9日生まれの有名人
その人物に関連する雑学や豆知識とあわせて紹介していくのだ。
ハワード・カーター
1874年3月9日生まれ。
ハワード・カーターはツタンカーメンの墓を発見した人物である。
ツタンカーメンの発掘関係者がつぎつぎと亡くなり「ツタンカーメンの呪い」とさわがれたことがあるが、これはハワード・カーターがタイムズ紙と独占契約とむすんでいたのが原因といわれている。
発掘関係者で実際に亡くなったのはひとりだけだが(呪いではなく肺炎)、他の新聞社たちがタイムズ紙に対抗するために少しでも接点のある人物が亡くなると「王家の呪いせいだ」とさわいで記事にしていたそうだ。
ユーリ・ガガーリン
1934年3月9日生まれ。
ユーリ・ガガーリンは、人類で初めて宇宙に行った宇宙飛行士である。
ガガーリンといえば「地球は青かった」のセリフで有名だが、ガガーリン本人はこんな短い言葉で表現していない。
「地球は淡い水色に光っていて、宇宙空間との境目の曲線がとても美しく言葉ではあらわせない・・・」といった具合に長くて詩的な言葉で表現しているのだ。
「地球は青かった」という名言はガガーリンの言葉をうまく要約した新聞記者たちによって生み出されたのだ。
木梨憲武
1962年3月9日生まれ。
木梨憲武(きなし・のりたけ)は、相方の石橋貴明とともに一世を風靡したお笑いタレントである。
木梨憲武は昔、ある格闘ゲームのキャラクターになったことがある。それは、「マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター」に登場する「ノリマロ」というキャラクターなのだ。
見た目は学生服を着た丸坊主の木梨憲武で、文房具を投げる、だだっ子パンチ、などの攻撃を繰り出すキャラクターなのだ。
その他の3月9日生まれの有名人
- 芝山努(1941年)
アニメ監督
アニメ「ちびまる子ちゃん」や映画版「ドラえもん」の監督として有名。 - ボビー・フィッシャー(1943年)
チェスプレイヤー
チェスの世界チャンピオンでIQは187。 - カルロス・ゴーン(1954年)
実業家
日産自動車の元取締役。 - エマニエル・ルイス(1971年)
俳優
「エマニエル坊や」の愛称で親しまれている。
明日は何の日?
「マリの名前の由来」など、マリオに関する雑学も紹介しているのだ。