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魚の雑学【まとめ】「陸に上がる魚がいる」など

海中を漂う魚たち

魚に関係するおもしろい雑学や、勉強になる豆知識などをまとめて紹介!

魚のおもしろい雑学

魚と珊瑚礁

まずは、魚に関する雑学の中から特におもしろいものを紹介していくのだ。

バトルロワイアルする魚

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シロワニというサメは母親の子宮内でバトルロワイアルをくりひろげる。

映画『バトルロワイアル』と同じく生き残りをかけたきびしい戦いなので、外の世界に出られるのは最後まで生きのこった1匹だけなのだ。

といっても、最初に生まれたサメが圧倒的に有利で、まだかえっていない他の卵を食べてどんどん大きく成長していくのだ。

イクラは何の卵?

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日本語でイクラといえば鮭の卵だが、ロシア語でイクラとは何の卵か知っているだろうか?

ロシア語でイクラとは「魚の卵」のことなのだ。

だからカズノコでも、タラコでも、キャビアでも、イクラでもロシア語ではすべて「イクラ」というのだ。

性転換する魚

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性転換する魚類で有名なのは『ファインディング・ニモ』のクマノミである。

クマノミは群れの中でいちばん大きなものがメスになり、2番目に大きなものがオスになる。その他のものは性別がハッキリしていない。

もし、メスがいなくなると2番目に大きかったオスが性転換してメスになり、3番目に大きなものがオスになる。クマノミの家庭環境は複雑なのだ。

釣りをするのに免許がいる国

ドイツでは釣りをするのに免許が必要で、ちゃんと試験を受けて合格しなくてはいけないのだ。

無免許で釣りをすると警察に捕まってしまうので、ドイツで釣りを楽しみたい人はちゃんと免許を取得しよう。

試験問題はドイツ語で出題されるので、試験対策をするならドイツ語の勉強からはじめるのがおすすめなのだ。

陸に上がる魚「グルニオン」

アメリカの西海岸に生息するグルニオンという魚は産卵のときに陸に上がって砂浜で卵を産む。

なぜ、陸に上がるのかというと他の魚たちに卵を食べられないようにするためである。親は大潮のときに卵を産み、つぎの大潮で卵からかえった稚魚は海へと帰ってくるのだ。

ちなみに、陸に上がったときは鳥たちに食べられてしまうのでグルニオンの産卵は命がけなのだ。

ピラニアは臆病もの?

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肉食で凶暴なイメージのあるピラニアだが、その性格は意外と臆病ものだといわれている。

ほとんどの場合ピラニアが襲うのは小さな生き物で、大きな生き物には恐れて近づかないそうだ。その証拠に、現地の人たちはピラニアを恐れていないらしい。(ただし、興奮状態のピラニアは人に襲いかかることがあるので注意)

凶暴なイメージがついたのは『ピラニア』などのパニック映画が原因なのかもしれない。

サメは乾電池で撃退できる?

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サメには他の魚が出すほんのわずかな電気を感じ取る器官があり、それをつかってエサを探している。

だから、乾電池はサメにとって強力な電気なので混乱して逃げ出してしまうのだ。

ただ、残念ながら海の中だと乾電池の電気はあっという間になくなってしまうので役に立たない。それどころか、遠くにいるサメが流れ出した電気を感じ取って近寄ってくるかもしれないのだ。

※危険だから試しちゃダメなのだ。

鮭は白身魚

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鮭の身はサーモンピンクなので赤身魚に見えるが、実は白身魚である。

アスタキサンチンという赤い色素をエサから摂取しているので、鮭の身はサーモンピンクになるのだ。

イワシはウロコを目くらましにつかう

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イワシは危険を感じるとウロコを体から外して目くらましにつかう。

スーパーなどで売っているイワシにあまりウロコがついていないのはそのためである。網にかかったときに危険を感じて自分でウロコを落とすからなのだ。

400年も生きる魚

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おどろくことにニシオンデンザメは長寿のもので400年から500年も生きる。

いまのところニシオンデンザメは脊椎動物の中でいちばん長生きする生き物なのだ。

さらに、おどろくことに成熟して子どもをつくれるようになるまで100年以上かかるといわれている。100歳を過ぎてからが大人とは、ロマンあふれる生物なのだ。

クロカジキは青く光る

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クロカジキは死の直前に体が青く光り輝く。

その習性からクロカジキは英語で「ブルーマーリン」と呼ばれているのだ。

しかし、日本では死後に体が黒くなるところに注目して「クロカジキ」と呼ばれている。ブルーマーリンという呼び名のほうがロマンチックなのだ。

勉強になる魚の豆知識

魚の顔のアップ

こんどは、ちょっぴりかしこくなれる魚の豆知識を紹介するのだ。

赤身魚と白身魚のちがい

赤身魚と白身魚のちがいは筋肉にふくまれる赤い色素のタンパク質(ヘモグロビンとミオグロビン)の量が多いか少ないかが関係している。

このタンパク質が多いと赤身魚、少ないと白身魚というように分類されるのだ。

上でもいったように鮭は白身魚である。

魚(さかな)の語源

魚(さかな)は昔、「さかな」とは呼ばれていなかった。

もともと「さかな」とは「酒菜」と書いて、酒を飲む際のおつまみを意味する言葉だったのだ。

しかし、酒のつまみ(酒菜)に魚が好まれるようになり、しだいに魚(うお)のことも「さかな」と呼ぶようになったのである。

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以上が魚の雑学なのだ。

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